「のへ」って…(笑)

「はち、はち……ハチト!?」
と読み間違えられることは少なくなってきました。

が、はちのへの「のへ」って、なによッ!!
と物好きな方は思われるでしょう。

そこで、少しだけ
「のへ」について説明させていただきます。


実は、「のへ」がつくのは
八戸だけではありません。

青森県内のみならず、
岩手県の県北にも
「のへ」がつく地名があります。

ちなみに、
岩手には、一戸・二戸・九戸
青森には、三戸・五戸・六戸・八戸
がありますよ。

すっごい物好きな方はビビっときた!?
すべて、
「軍馬の名産地南部地方」の地名なのです。

駿馬が育つのに
適した環境だった南部地方。
そのむかし、
易学の吉数にちなんで
9個の戸に分けたそうです。
そうして四門九戸の牧場制度が作られ、
行政区画も整えられたのでした。

※戸:柵のある牧場の意味。
1個の戸を7つの集落で構成していた。

八戸は「8番目の牧場」
という意味だったのでしょうね。

あっ、
「四戸はないのか?」と
疑問に思われる方もいらっしゃると思いますが、
詳しいことを書くと長くなるので、
「昔はあった」
という回答で、ご容赦ください。
ちなみに、四戸さんという名字はありますよ。


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